2020.07.10現場をちょっとのぞき見
治山ダムの現場に来てみました。
「ダム」と聞くと一般的に水をせき止めるダムを想像されるかと思いますが、
今作っている「治山ダム(ちさん‐ダム)」は水を溜めないダムの一種です。
治山ダムを作ることで森林の傾斜を緩くし、渓流の浸食や土砂が下流に流れるのを防ぐことで、
上流の森林の保全をします。
同じく水を溜めない「砂防ダム」と構造的には似ていますが、
土石流などによる土砂災害の防止を目的として山間部や渓流に設置する砂防ダムに比べ、
治山ダムは高さも低く、厚みも概ね2m以下と小ぶりです。
先ずは建設に必要なエリアの樹木を・・・
伐採して山を切り開きます。
これからこのスペースにダムを2基作っていきます。